SHIMANO アガケ120F

スペック

全長120mm
重量18g
フックST-46 #4
ルアータイプ引き波系(ウェイクベイト)

エフテックのエスフォーをパクったモアザンクロスウェイクをパクったルアー。

ウェイクベイト・・・属に言う引き波系の中でもかなり後発に位置するルアーですが、これより後発のLONGINのウェイキーブーやヒフミクリエイトのブレスが他との差別化を図るべく特徴的なフォルムをしているのに対しこちらはそのフォルムの八割はクロスウェイクまんまと隠す気の無さにある種の敬意を覚えます。

こう書くと馬鹿にしている感が満載ですが、個人的には大好きなルアーで殆どの状況で先発で使用しています。今秋もこのルアーだけでランカーを10本、また後輩もこれで3本ランカーを上げておりその破壊力は折り紙付き。

他の表層系ルアーに全く反応がない状況でも何故かアガケだけは反応有りといった状況もかなり多くあり、これだけが釣れる要因を考えていたのですが最近それを推察できるような経験をしたので書いてみたいと思います。

キャスティング

キャストフィールはお世辞にも良いとは言えないが姿勢が決まれば意外と飛ぶ。

ややフライ気味に投げると良い印象。実用的なサブサーフェイスミノーくらいの飛距離は持ち合わせています。

ライナー系の軌道は苦手でストラクチャー撃ちには向かない・・・が、まあこのサイズのルアーをストラクチャー撃ちに使う人はあんまり居ないと思われるため特に欠点と言うほどのものでもないでしょう。 

タラシを短めにして弾くようにキャストすると姿勢が安定しやすいです。

アクション・使い方

低速ではほぼロール。中速以降からウォブリングが出始めるが、早巻きでも基本的にロールが強く適度にウォブリングしながらダイナミックにローリングするようになる。

エスフォーなどは比較的ウォブリングが強く出ていた印象があったが、こちらはローリングをメインにすることで差別化を図っているのかもしれない。

さてこのルアー、通常ならスローに引き波を立てながらリトリーブ・・・という使い方がメインになると思われまずが、実は早巻きでも面白い効果があることを最近発見しました。

目視しやすいチャートバックのアガケをミスキャストした際に回収しようと早巻きすると何やら帰ってくる軌道がおかしい事に気づく。基本的にはウォブンロール的な動きで直進しているのだが、途中横にスライドするように軌道が5センチ程ズレる現象がおきている。

どうやら水を掴みきれずに棒アクションになって斜めに直進した後、水を掴み直してアクション再開となりこのようなスライドアクションが生まれているようなのですが・・・普通に早巻きしている場合も流れの変化により度々このようなスライドアクションが生まれその際にリアクションバイトを誘っているのではないかと推察しています。

実際にアガケ120Fの早巻きに単発バイトが出た状況でバイブの表層を超早引きやミノーのトゥイッチングでもヒットが得られたこともあり、またその状況で表層をミノー、シンペンをスローに通しても全くの無反応だったという経験もあり、そこから考えるにナチュラルな食わせでなくリアクションで反応させている可能性が高いと思われます。

スローでは引き波でアピール、早巻きでは強烈なリアクション。この二つがこのルアーのアクションの真髄ではないかと思います。

入手

店頭だと1800円程。Amazonだと1600円以下で買えることもしばしば。

この手のミノーとしては比較的安い部類だが・・・そもそもロストする心配が殆どの無いジャンルであるためこの数百円の差を重要視する意味はあまりないかなと思います。

評価

この手の引き波系は「流れ」を理解していないとアクションが暴れたりして使いにくく感じることがあるのですが、敢えてビギナーにこそオススメしたいと思います。

「流れの釣り」と「ドリフト」は切っても切れない関係にありますが、引き波系ならばドリフト中のルアーの現在地が波紋で目視できる為ドリフトのコースや流され具合がわかりやすい。

また、ドリフトに慣れてない人は往々にして流すだけの行為に不安を覚え巻きすぎてしまうものですが、巻きすぎでアクションが暴れたら暴れたでリアクション的に釣れてくれるのでそこまで修行感もなくドリフトの概念を理解できるかと思います。

誰がどう使ってもしっかり釣れる良ルアー。おすすめ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました